鹿島アントラーズは25日、昨シーズン限りで現役を引退した本山雅志氏(44)がアカデミースカウト担当に就任したことを発表した。
本山氏は地元の福岡県北九州市出身で、東福岡高校から1998年に鹿島アントラーズへと入団。鹿島一筋で2015年までプレーすると、2016年に北九州へと完全移籍で加入。2019年末の北九州退団後は、しばらく無所属の期間が続いたものの、2021シーズンにマレーシア・プレミアリーグのクランタン・ユナイテッドFCへ加入。その後、今年4月に現役引退を発表していた。
日本代表として通算28試合に出場し、現役時代には鹿島の常勝を支えたJリーグ屈指のMFは、古巣での新たなキャリアスタートに先駆けて意気込みを語っている。
「鹿島アントラーズを応援してくれているすべての皆様、ただいま！またアントラーズのエンブレムを胸につけさせてもらうことになりました。アカデミースカウトとしてクラブを強くすることに貢献していきます。これからも応援、よろしくお願いいたします！」
また、鹿島は11月19日(日)に県立カシマサッカースタジアムで「本山雅志氏引退試合」を開催することを併せて発表。
現時点で対戦カードや出場選手、キックオフ時刻は未定としながらも、中田浩二クラブリレーションズ・オフィサーや小笠原満男テクニカルアドバイザー、曽ケ端準ユースGKコーチなど、同氏にゆかりのある面々が出場予定であることを明らかにしている。
