バイエルンがスペシャルトークショー! ニャブリ、暑さに苦戦も「すごく楽しい時間」…9月再戦の日本代表も話題に

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

来日中のバイエルンが27日、都内で『アディダスプレゼンツFCバイルン・ミュンヘン ジャパンツアー2023 スペシャルトークショー』と銘打ったイベントに登場した。

バイエルンが先んじて公開した新アウェイユニフォームのプレゼンテーションも兼ねてのイベント。セルジュ・ニャブリ、ライアン・グラフェンベルフが参加し、クラブアンバサダーのクラウディオ・ピサーロ氏も出席した。

3者は黒色を基調にしたアウェイシャツを着て登壇し、ニャブリが「とても良いデザインで、目を引くね」と話せば、グラフェンベルフは「これまでのデザインとは少し違う印象だけど、個人的に好きだよ」と感想を述べた。

そんなバイエルンは15年ぶりの来日に。やはり暑さに苦戦しているようだが、ニャブリは「暑くて、トレーニング時に困っているけど、東京の人々は本当にフレンドリー。優しくてすごく楽しい時間を過ごしている」と語った。

そうして迎えた来日後の初戦はマンチェスター・シティを相手に1-2の惜敗を喫したが、国立競技場でのサッカー競技としては最多の6万5049人もの観衆が足を運ぶ一戦に。両チームの人気ぶりが計り知れるものとなった。

ニャブリは「最初の試合だったし、まだ慣れていないところがあったけど、とても良いゲームができたね」と振り返り、グラフェンベルフも「試合はとても楽しかった。6万5000人の観客が入って、雰囲気もすごく良かったよ」と続いた。

この夏の来日をブンデスリーガ12連覇に繋げたいバイエルンだが、ニャブリも「バイエルンとして求められるものはいつも同じ」としつつ、「あとはチャンピオンズリーグ(CL)でも結果を出したい」と欧州制覇も目標に掲げた。

また、ニャブリに対してはドイツ代表としての質問も。9月にカタール・ワールドカップで負けて以来の再戦となる日本代表を問われると、「日本代表はとても良い選手が揃っている」と述べ、「今度は勝ちたい」と力を込めた。

なお、バイエルンの新たなアウェイユニフォームは黒色ベースに世界中のファンクラブを表すダイアモンドがあしらわれたデザインに。29日に国立競技場で行われる川崎フロンターレ戦が初着用試合となる。

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