連日猛暑が続く中、30日は土用の丑の日です。栃木県内のうなぎ店では多くの客で賑わっています。
猛暑が続く今年、スタミナをつけようとうなぎは大人気です。鹿沼市のうなぎ店「土用亭」は、福田輝雄さんが昭和40年代に独学でうなぎメインの店に変えました。80歳の輝雄さん、奥さんの住子さんとともに現役でうなぎを焼いています。
うなぎは愛知県一色産で、客に提供するその日にさばき、作り置きをしないため肉厚なのが大きな特徴です。しかし、ウナギは稚魚の不漁に加えて資材費が高騰していて、この店でも2割から3割ほど価格が上昇しました。
それでもコロナが落ち着き「今こそおいしいものを食べたい」と特上を注文する人が増えているということで、28日は朝5時から300食を準備。29日と丑の日当日の日曜日は、予約のみの受付で500人分を予定しているということです。
鹿沼は28日も気温が35.9℃まで上がり、店には暑さを乗り切りスタミナをつけようと大勢の人が訪れていました。