ローマの米代表DFレイノルズが昨季レンタルで加入したウェステルローへ完全移籍!4年契約を締結

[写真:Getty Images]

ベルギーのKVCウェステルローは30日、ローマからアメリカ代表DFブライアン・レイノルズ(22)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。

FCダラスのアカデミー出身のレイノルズは15歳でプロ契約を結んだ早熟のプレーヤー。2019シーズンにトップチームデビューを飾ると、公式戦31試合に出場。

185cmの大型右サイドバックは高い身体能力を生かした対人の強さに加え、ドリブル、パス、クロスと攻撃性能が非常に高く、メジャーリーグ・サッカー(MLS)においては将来を嘱望される若手の一人として大きな期待を寄せられていた。

その逸材DFは2021年に買い取りオプション付きのレンタル移籍でローマに加入し、昨夏完全移籍に移行した中で公式戦8試合に出場。だが、ジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得られず、2022年1月にベルギーのKVコルトレイクへ武者修行に出されると、昨夏にはベルギー1部に昇格したウェステルローへレンタル移籍。

ウェステルローでは、すぐに右サイドバックでレギュラーの座を獲得すると、公式戦34試合で1ゴール5アシストを記録。6シーズンぶりに復帰したクラブの1部残留に貢献していた。

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