栃木県内に熱中症アラート発表 熱中症の疑いで17人が救急搬送

 日本列島は31日も厳しい暑さが続き、各地で最高気温が35度以上の猛暑日となりました。栃木県内には熱中症警戒アラートが発表されましたが、夕方までに熱中症の疑いで17人が救急搬送されています。

 31日の県内も危険な暑さとなり、最高気温が佐野で37.9度、小山で37度を記録するなど、県内に14カ所ある観測地点のうち7カ所で猛暑日となりました。

 この暑さで熱中症の危険性が高まるとして、気象庁と環境省は県内に熱中症警戒アラートを発表して、注意を呼びかけました。

 県消防防災課は、午後4時までに県内で17人が熱中症の疑いで救急搬送されたと発表しました。このうち7人が、入院が必要な中等症と診断されました。今後も熱中症に厳重な警戒が必要で、冷房を適切に使用するほか、のどが渇いていなくてもこまめに水分をとるなど対策をしてください。

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