イングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)はチェルシーから移籍する準備を進めているようだ。
チェルシーの下部組織出身であるチャロバーはフランス代表DFヴェスレイ・フォファナが重傷を負ったこともあり、今夏のプレシーズンではセンターバックとしてチャンス。新たに就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督に、精力的なアピールを続けていた。
一方で、チェルシーはモナコのフランス代表DFアクセル・ディザジ(25)の獲得が目前に。加えて、移籍の可能性も取り沙汰されていたU-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィルが契約延長で合意に至ったことから、チャロバーの出場機会減少は確実視されている。
イギリス『イブニング・スタンダード』によると、これを受けてチャロバーはチェルシーを退団する準備を進めているとのこと。選手にはかねてよりインテルが関心を示しているが、今後獲得を検討するクラブの増加も見込まれている。
これを受けて、チェルシーはチャロバーの移籍金を4500万ポンド(約82億3000万円)に設定。今夏にイングランド代表MFメイソン・マウントやドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチら主力を売却してチームの刷新を進めるクラブは、金額次第で移籍を許可する構えを見せている。
