マジョルカ、今夏バジャドリーが買取OPを行使したラリンを完全移籍で獲得!

[写真:Getty Images]

マジョルカは3日、レアル・バジャドリーからカナダ代表FWサイル・ラリン(28)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。

マジョルカへの移籍が決まったラリンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。

「ここに来ることが出来てとても嬉しい。ここでチームと一緒にスタートし、ファンに会い、そしてゴールするのが楽しみだ」

2014年に母国カナダのシグマFCでプロデビューしたラリンは、MLSのオーランド・シティでのプレーを経て、2018年の冬にベシクタシュへ完全移籍し、欧州初挑戦。加入当初はベシクタシュで出場機会に恵まれず、2019-20シーズンはズルテ・ワレヘムへ武者修行に。

ベシクタシュ復帰後は主力に定着し、2シーズンで公式戦87試合に出場し31ゴールを記録すると、昨夏にベルギー王者のクラブ・ブルージュへ完全移籍。しかし、昨季は公式戦13試合の出場に留まると、今冬に買い取りオプション付きの半年間のレンタルでバジャドリーに加入。

バジャドリーではラ・リーガデビューから2試合連続ゴールを挙げるなど、すぐさま新天地に順応。クラブが熾烈な残留争いを強いられた中、19試合出場で8ゴール3アシストとエースとして存在感を放っていた。

しかし、クラブは最終節までもつれ込んだ残留争いにおいて18位フィニッシュとなり、1年でのセグンダ降格が決定。それでもバジャドリーは今夏、ラリンの買い取りオプション行使し完全移籍で獲得していた。

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