マウアー球団殿堂入りのツインズが大勝 前田6回1失点で3勝目

【ダイヤモンドバックス1-12ツインズ】@ターゲット・フィールド

試合前にジョー・マウアーの球団殿堂入りセレモニーを開催したツインズは、先発の前田健太が先制弾を浴びながらも6回87球を投げて被安打2、奪三振7、与四球0、失点1という安定したピッチングを披露。打線は17安打12得点で前田を援護し、12対1でダイヤモンドバックスに大勝した。好投した前田は日本時間7月5日のロイヤルズ戦以来となる3勝目(6敗、防御率4.22)をマーク。ダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンは3回8安打6失点で6敗目(6勝)を喫した。

首位打者に3度輝くなど、好打好守の捕手として一時代を築いたマウアー。地元ミネソタ出身の選手でもあり、38人目の球団殿堂入りについて「ツインズのテリトリーで育ち、こうして球団殿堂入りできたことは信じられない。15年間は本当にあっという間だった」と語った。その記念すべき一戦でツインズ打線が爆発。特にマウアーと同じポジションの捕手ライアン・ジェファーズは2本のアーチを含む4打数3安打4打点の大活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。

1回表二死2塁のピンチを切り抜けた前田は、2回表一死からルルデス・グリエルJr.に先制の18号ソロを浴びたものの、直後の二死2塁のピンチは無失点。3回から6回までは4イニング連続で三者凡退に抑える安定感抜群のピッチングを見せ、87球で6イニングを投げ抜いた。これで故障者リストからの復帰後は、8試合に先発して43回2/3を投げ、奪三振58、与四球13、防御率2.47と見事な活躍。MLB公式サイトでツインズを担当するパク・ドゥヒョン記者は「戦列復帰後はツインズでベストの先発投手」と前田の活躍を称えている。

The post マウアー球団殿堂入りのツインズが大勝 前田6回1失点で3勝目 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.