パドレスまたも5割復帰ならず 移籍後初登板のヒルが6失点KO

【ドジャース8-2パドレス】@ペトコ・パーク

勝率5割復帰に王手をかけているパドレスは、ライバル・ドジャースとの4連戦の3戦目を迎え、トレード・デッドラインの補強で獲得した新戦力リッチ・ヒルが先発。ところが、そのヒルが3回4安打6失点と期待を裏切り、またしても5割復帰を果たすことはできなかった。ドジャース先発のランス・リンは6回4安打1失点と役割を十二分に果たし、移籍後2勝目となる今季トータル8勝目(9敗)をマーク。ヒルは11敗目(7勝)を喫した。

両軍の新戦力の明暗が分かれた試合となった。パドレス先発のヒルは初回にドジャースの新戦力アメッド・ロサリオに先制の5号2ランを浴びると、2回表にはフレディ・フリーマンの23号3ランなどで一挙4失点。3回4安打6失点と期待に応えられなかった。一方、ドジャース先発のリンは3回裏にゲーリー・サンチェスの15号ソロで1点を失ったものの、直後の一死1・2塁のピンチではフェルナンド・タティスJr.を併殺打に仕留め、4回裏一死1・2塁のピンチも脱出して6回4安打1失点の好投。両先発の出来がそのまま試合の勝敗を分けた。

パドレスは7回裏にジェイク・クロネンワースの9号ソロで1点を返したが、8回表にムーキー・ベッツの30号ソロで突き放され、9回表にはエンリケ・ヘルナンデスのタイムリー二塁打でさらに追加点を献上。2対8で敗れ、4連戦の初戦に続いて、またしてもライバル・ドジャースに5割復帰を阻止された。プレーオフ争いに踏みとどまるためにも、まずは明日の4連戦の最終戦に勝利し、4連戦の負け越しを回避したいところだ。

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