地元コシヒカリPR 田んぼに巨大メッセージ 上越市下百々環境保全会

サイレージの大きさは1個約75センチで、メッセージは全長約15メートル

上越市下百々の田んぼで、ホールクロップサイレージに書いた巨大メッセージが掲示されている。地元住民で組織する環境保全会によるもので、地元コシヒカリのおいしさをPRしている。

ホールクロップサイレージは飼料作物の茎や葉、実を専用の容器に詰めたもので、内部で乳酸菌発酵させて牛の飼料にする。同所では耕畜連携の一環として飼料用の稲を育てており、7月末に刈り取り。ホールクロップサイレージにして田んぼに並べている。

ずらりと並んだサイレージは広域農道上越三和北線を走行する車からよく見えることから、昨年からメッセージを書いて発信することに。今年は西側に「今年も特Aへ。上越コシヒカリ美味しいよ!!」、東側に「食料は国産で!日本の自給率を向上しよう!」と書いている。保全会の秋山広明会長は「昨年は高温障害で2等米が多くなってしまったので、今年は1等米を多くしたい」と話した。

メッセージは10月ごろまで掲出予定。

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