福田知事と石橋高校の生徒が県政について意見交換「とちぎ元気フォーラム」

 高校生と福田富一知事が県政について直接意見を交わす「とちぎ元気フォーラム」が7日、石橋高校で開かれました。

 とちぎ元気フォーラムは、開かれた県政を推進するためさまざまな県民から意見を聞こうと年に数回、県内各地で開かれているものです。

 7日は、その高校生版で石橋高校の生徒約50人が参加し「栃木の未来を「そうぞう」(想像/創造)しよう~栃木県誕生150年を迎えて~」をテーマに福田知事に11の質問をしました。

 新型コロナの影響で、高校生が参加する対面での開催は3年ぶりになります。参加した生徒からは「知事が若いころに夢中になっていたことは」といった素朴な質問から県内の少子化対策や県立高校の老朽化対策、国体後のスポーツの振興など県政や栃木の未来に向けた質問が出されました。

 石橋高校の生徒に望むことはという質問に福田知事は「やろうとしていることとやっていることが満足できる生き方なのか常に自問自答しながら悔いのない人生を送ってほしい」と生徒たちにアドバイスしました。

 最後に福田知事は、個性や能力を発揮して人生において自己実現を成しとげてくださいとエールを送りました。交わされた意見は、今後の県政運営に役立てられるということです。

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