【大谷のHRライバル⑥】大谷の好敵手が見せた前半戦の脅威を再び!

昨季、ア・リーグのシーズン最多本塁打記録を更新する62本塁打を放ち、MVPを獲得したヤンキースのアーロン・ジャッジ。今季は開幕から本塁打を量産し、大谷との直接対決となった4月の3連戦では互いにホームランを放ち合う激闘を繰り広げていた。その後、右足の怪我で一時離脱をしていたが、ついに怪我から復帰。帰ってきたジャッジは大谷とのホームランバトルを再び盛り上げてくれるだろうか。

日本時間4月19日、大谷擁するエンゼルスがニューヨークに乗り込んだヤンキースとの3連戦、その初戦で大谷が4号アーチを放った。

すると第2戦では、ジャッジがお返しとばかりに今季6号ホームランを放つ。

さらに第3戦では、大谷が放ったセンターへの大飛球をジャッジがジャンプ一番。見事にホームランをキャッチし、大谷の5号アーチをもぎ取った。

5月終了時点ではジャッジがリーグ1位の18本塁打、大谷は2位の15本塁打と、2人のホームランバトルは白熱していた。しかし、6月4日のドジャース戦でジャッジはフェンスに激突しながらキャッチするファインプレーを見せた際に、右足つま先を負傷し、長期欠場を余儀なくされてしまう。

そこまでのジャッジは、ホームランを1本放つまでにかかる打数は9.21でリーグトップ。大谷の10.66を上回る好成績を残していただけに、怪我での離脱はファンにとっても残念だったのではないだろうか。

そんなジャッジが7月29日にようやく復帰を果たし、翌30日のオリオールズ戦では早速、復帰後初ホームランを放つ。その飛距離は442フィート(約134.7メートル)と、豪快なパワーを誇るジャッジらしい一発となった。

大谷との本塁打数は20本近くの差がついているとはいえ、今季序盤で熾烈なホームランバトルを繰り広げていたジャッジの復帰は、今後のホームラン王レースを盛り上げてくれるに違いない。ポストシーズン進出に向けて重要な試合が続くヤンキースにおいて、ジャッジの活躍は必要不可欠。シーズン後半は帰ってきたジャッジが放つ豪快な一打にも注目だ。

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