ベンフィカは10日、フィオレンティーナからブラジル人FWアルトゥール・カブラウ(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。
ポルトガルの強豪へステップアップしたカブラウは、クラブの公式チャンネル『BTV』で以下のように喜びを語った。
｢ベンフィカでプレーできることは、僕にとって大きな意味がある。このユニフォームを着て、自分の目標を達成する素晴らしいチャンスを得たんだ｣
｢タイトルの喜びを味わうためにやってきた。僕の目標のひとつは、ベンフィカの歴史に名を刻み、チームメイトを助け、昨日のスーペルタッサ(2-0でポルトに勝利)のように祝福されることだ｣
セアラーでプロデビューしたカブラウは、パウルメイラス、バーゼルでのプレーを経て、2022年1月にフィオレンティーナに移籍。加入後すぐに出場機会を得ると、昨季は主力としてセリエA28試合でチームトップの8ゴールをマーク。また、ヨーロッパ・カンファレンスリーグでも14試合で7ゴールを挙げ、古巣バーゼルのFWゼキ・アムドゥニと共に大会得点王に輝いていた。
