ボッチャ通して多様性理解 宇都宮

夏休みの子どもたちなどに展示や体験を通じて障がいのある人への理解を深めてもらう催しが10日、JR宇都宮駅の駅ビルで開かれました。

JR宇都宮駅の商業施設宇都宮パセオの2階で開かれた「片手でクッキング」と「パラスポーツ・ボッチャ体験」です。これは東京ガスネットワーク栃木支社が、体験や展示を通じてけがや病気で体が不自由になった人など多様性の理解を促進し共生社会の実現を目指そうと開いたものです。

子どもの食を支援するNPOの「こども応援朝ごはんとおやつカフェなないろ」が主催する「夏休み自由研究SDGsワークショップ」のイベントの一つです。

会場には、片手が不自由な人でも簡単に料理ができる計量スプーンやトングなどのグッズが展示。さらに片手でもペットボトルが開けられる道具や片手でスプーンを使いビーズがすくえるように工夫された皿の体験コーナーが設けられました。
       
パラリンピックの競技ボッチャのコーナーでは2人1組で対戦しながら難しさや面白さを体験していました。また、宇都宮市の酒井典久副市長も会場を訪れボッチャを体験するなど訪れた人は、ハンディキャップがある人への理解を深めていました。

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