国際医療福祉大学で小中学生が医療福祉の体験学習 大田原

将来の医療福祉を支える小中学生を対象に、いのちや医療福祉の仕事を理解するきっかけをつくろうと、10日に大田原市で看護師や薬剤師などの体験学習が行われました。

4年ぶり11回目の開催となった「キッズスクール」が、国際医療福祉大学の大田原キャンパスで行われ、抽選で選ばれた小中学生115人が集まりました。
10日は8チームに分かれ、大学に通う医療従事者の卵たちから指導を受けながら医療の仕事や病気になった時の様子を疑似体験しました。
看護師や放射線技師などの体験ブースでは、赤ちゃんが順調に成長しているか確認する超音波検査を行ったり、赤ちゃんの人形に聴診器を当て心臓の鼓動を聞いてみました。また、重さおよそ7キロのおもりをお腹に付ける妊婦体験も行いました。

子どもたちは他に薬剤師の仕事にもチャレンジしました。お菓子を薬に見立てて、薬の種類や量が書かれた「処方せん」を元に適切な薬を患者さんに渡すなどの体験を行いました。
その他にも子どもたちは、目の病気になった時に視界がどうなるのかゴーグルを使って体験するなど、9つの体験コースで初めての学習に胸を躍らせていました。

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