新型コロナ5類移行後初のお盆 「帰省ラッシュがピークに」

 新型コロナウイルス感染症の5類移行後初めてのお盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日ピークを迎え、鉄道や道路では朝から混雑しました。

 JR東日本によりますと11日午前8時48分に東京駅を出発した東北新幹線下りやまびこ53号で自由席の乗車率が120%になるなど、下り列車は、軒並み自由席の乗車率が100%を超えました。

 また、お盆期間の東北新幹線の指定席予約数は去年(2022年)の1.51倍、コロナウイルス禍前の2018年と比べて9割ほど回復しているということです。

 一方、東北自動車道大谷パーキングエリアの北側、宇都宮市宝木本町の付近の午前11時半ごろの映像です。

 日本道路交通情報センターなどによりますと東北自動車道の下り車線は午前8時から9時にピークを迎え、矢板北パーキングエリアを先頭に最大37キロほどの渋滞となりました。

 午後になって栃木県内の高速道路の渋滞はほぼ解消されています。

 Uターンラッシュのピークは高速道路、鉄道とも13日から15日になる見込みですが、台風7号の進路によっては変わることもあるということです。

© 株式会社とちぎテレビ