テベスがインデペンディエンテの新監督に就任! 就任早々選手にハッパ 「全力を注ぐ者しか使わない」

[写真:Getty Images]

プリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部)のインデペンディエンテは22日、新監督に元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス氏(39)を迎えたと発表。契約期間は1年間とのことだ。

現役時代にユナイテッドとシティのマンチェスター勢や、ユベントス、ボカ・ジュニアーズなどで活躍したテベス氏。クラブキャリア通算267ゴール、アルゼンチン代表として通算76キャップを誇ったストライカーは現役引退後の昨年6月、母国のロサリオ・セントラルで監督キャリアを開始した。

2022シーズン終了後にロサリオを退任し、現在に至るまで半年以上フリーとなっていたが、インデペンディエンテが発表したところによると、テベス氏は22日に1年契約にサイン。その足で練習場へと向かい、さっそく指揮を執り始めたという。

インデペンディエンテは2023シーズンのリーグ戦前期である全27試合と後期1試合を終えて28チーム中24位と低迷。テベス新監督は残りの13試合でチームを少しでも浮上させることがノルマとなるが、就任会見で「インディぺンディエンテを救いに来たわけではない」と語り、選手たちを奮い立たせた。

「あと13回の決勝戦があり、私はここに自らのキャリアを賭ける。優れたプレーヤーであれば、この良くない状況から抜け出すため、喜んで地面に身を投げるだろう。全員で良いサッカーをしなくてはならないのだ。この現実に向き合う時がきた」

「状況を好転させるには選手間、またファンとの団結も必要だ。インディぺンディエンテは眠れる巨人といったところで、起きて貰わなければ話は始まらない。とにかく強烈なチームを築きたい私としては、このシャツのため、試合に出るために全力を注ぐ者しかピッチに送り出さないと言っておこう」

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