いまだ無所属が続くデ・ヘア、トレーニング動画公開で必死のアピール

写真:いまだ所属先が決まっていないデ・ヘア ©Getty Images

昨シーズン限りでマンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了を迎えて退団し、無所属状態が続いている元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、自身のSNSでトレーニング動画を公開した。

デ・ヘアは昨シーズン、プレミアリーグで17回のクリーンシートを達成したものの、クラブから契約更新の打診はなく、6月末をもって退団。その後、新たな所属先を探しているものの、いまだに新天地は決まっていない。

ラ・リーガの開幕直前にベルギー代表GKティボー・クルトワがヒザの前十字靭帯断裂の重傷を負った際にはレアル・マドリード移籍の噂が出たものの、同クラブはチェルシーからスペイン代表GKケパ・アリサバラガを期限付き移籍で獲得し、デ・ヘアの移籍は実現しなかった。

ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがトレーニングに復帰したばかりであり、昨シーズン代役を務めたスイス代表GKヤン・ゾマーがインテルに移籍するなど、守護神のポジションに不安を抱えるバイエルンへの移籍が取り沙汰されたこともあったが、こちらも交渉はまとまっていない。

そんな状況を踏まえ、デ・ヘアは新天地が決まった場合、すぐに試合に出場できる状態にあることをアピールすべく、自身のインスタグラムアカウントで個別トレーニングに励む様子の動画を公開した。

動画の中で、デ・ヘアはフットワークやフィジカルトレーニングとシュートキャッチを組み合わせたトレーニングやハイボール処理、反射神経を養うトレーニング、キックなどに励む様子をアップ。「ハードワークをして自分を追い込もう」のコメントを添えており、第一線でのプレー続行に意欲を見せている。

フリーエージェントのため、9月1日に移籍市場がクローズして以降も新しいクラブと契約することができるデ・ヘア。果たして新天地は見つかるだろうか。

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