8月31日、クリスタルパレスはマンチェスター・ユナイテッドからGKディーン・ヘンダーソンを獲得したことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
契約は2028年6月までの5年間で、イギリスメディア『Sky Sports』によると、移籍金は2000万ポンド（約37億円）と見られている。
ヘンダーソンはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で将来を期待された選手だったが、昨シーズン終了後に退団したGKダビド・デ・ヘアの牙城を崩せず、毎年のようにレンタルへ出ていた。迎えた今シーズン、クラブは新たな正守護神としてインテルからGKアンドレ・オナナを獲得。ここまで3試合を消化しているプレミアリーグにおいてヘンダーソンの出場時間は0分となっていた。
ヘンダーソンはクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「ここに来ることができて本当にうれしいし、興奮している。待ちきれないよ。このクラブには素晴らしいファンがいて、成功に飢えているトッププレーヤーがたくさんいる。クラブの一員として成功することに飢えているよ」
また、下部組織から多くの時間を過ごした古巣ユナイテッドのファンに対しても自身のX（旧Twitter）で以下のように伝えた。
「子供の頃からユナイテッド一筋で、ユナイテッドのエンブレムを胸につけることができたのは、言葉では言い表せないほど光栄なことだった。このシャツを着ることを当然だと思ったことはない。山あり谷ありだったけど、ずっと僕の味方でいてくれたみんなに感謝したい」
「思い出をありがとう。このクラブの成功を願っている」
