千葉市 下水道料金の引き上げなど 条例一部改正案を発表

千葉市 下水道料金の引き上げなど 条例一部改正案を発表

 千葉市は9月1日、がん患者支援の充実などを盛り込んだ9月の補正予算案と、下水道の使用料の引き上げなど条例の一部改正案を発表しました。

 千葉市によりますと9月の補正予算案は一般会計と特別会計を合わせて18億1800万円です。

 主な事業としては、がん患者の治療と経済的負担の軽減を図るためウィッグの購入費の補助金額の上限を引き上げるほか、新たに人工乳房などの補助器具の購入費の補助などが盛込まれています。

 また、新型コロナの影響などで下水道使用料の収入が減少したことから、2024年度から2年間、下水道使用料を平均5.4%引き上げる下水道条例の一部改正案が発表されました。

 神谷市長は9月1日の会見で「下水道事業に関わる燃料価格の高騰分については、一般会計から繰り越しを行って必要最小限の改定率に留めた」と話し、料金引き上げへの理解を求めました。

 これらの案は9月6日に開会する定例市議会に上程され、審議されます。

© 千葉テレビ放送株式会社