栃木県内の高校 募集定員見込み発表

 栃木県教育委員会は、2024年度の全日制の栃木県立高校の募集定員について2023年度から400人減らした1万1,075人になると発表しました。

 栃木県教育委員会によりますと、2024年3月、栃木県内の中学校を卒業する生徒は今年より378人少ない1万7,052人になる見込みです。それを考慮して、2024年度の全日制の県立高校の募集定員は、2023年度よりも400人減って1万1,075人とすると発表しました。

 生徒数の減少に合わせて学級の数は、宇都宮清陵、鹿沼東、小山、佐野松桜、足利清風、高根沢の6つの高校で1学級ずつ減ります。また、7月4日に発表された高校再編計画案によって益子芳星、馬頭、黒羽、那須の4つの高校で1学級ずつ減り、合わせて10の高校で10の学級が減るということです。

 一方、栃木県立高校の定時制と特別支援学校の高等部の募集定員は2023年度と変わらないということです。

 全日制の私立高校の14の高校については、宇都宮文星女子の普通科で募集を停止していたコースを再開したことによって定員が30人増え、普通科以外の科と合わせて6,975人募集します。推薦入試を行うのは2023年度と変わらず文星芸大附属、宇都宮文星女子、足利短大附属など8つの高校です。

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