希望いわてと自民党、16人で並ぶ見通し 岩手県議会の会派構成

 

 岩手県議会(定数48)の改選に伴う会派構成が8日、事実上固まった。知事に5選した達増拓也氏(59)に近い希望いわてと、対立候補を支援した自民党がともに16人で並ぶ見通しで、第1会派の扱いは12日の代表者会議で協議する方向。第3会派は無所属系のいわて新政会(6人)が濃厚だ。

 いわて県民クラブは「いわて県民クラブ・無所属の会」に改組して5人となり、議会運営委員会に委員を出せる交渉団体会派(5人以上)の要件を満たす。

 改選前の勢力(欠員3)は希望が16人、自民が13人、新政会が7人、旧県民ク4人、共産党3人、社民党1人、公明党1人。8日までに各議員が所属会派を届け出た。

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