富士大が初優勝 サッカー全日本大学トーナメント

決勝 富士大―関西学院大 後半11分、富士大のMF白和勇心(右から3人目)が左足で押し込み、先制する=ユアテックスタジアム仙台

 【仙台支社】サッカーの第47回総理大臣杯全日本大学トーナメント最終日は10日、仙台市のユアテックスタジアム仙台で決勝が行われ、東北第2代表の富士大が関西第1代表の関西学院大を2―1で破り、初優勝した。

 富士大は0―0で折り返した後半11分、右CKからゴール前のこぼれ球に途中出場のMF白和(しらわ)勇心(4年)が反応。左足で押し込み、先制ゴールを決めた。

 27分にはFW寺崎朋範(3年)が追加点を奪い2―0と突き放した。試合終了間際に失点したが、攻守ともに豊富な運動量で試合を優位に進め、個々の技術が高い関西学院大を振り切った。

 優勝した富士大は12月開幕の第72回全日本大学選手権(インカレ)の出場権を獲得した。

© 株式会社岩手日報社