ファティ、アムラバト、ヌネス……今週末のプレミアリーグで“新天地デビュー”が期待される10選手

写真:バルセロナから加入したファティのブライトンデビューはあるか

9月1日に夏の移籍マーケットが閉まった直後にプレミアリーグ第4節の試合が行われ、その後すぐにインターナショナルブレイクに入ったため、移籍先のクラブで試合に出場していない選手が存在する。イギリス『デイリーメール』電子版が、今週末のプレミアリーグで新天地デビューを飾りそうな10名を紹介している。

1.ライアン・フラーフェンベルフ(リヴァプール)
バイエルンから移籍金3500万ポンド(約64億4230万円)の5年契約でリヴァプールに加入した万能型MF。同じく新加入のアレクシス・マクアリスターやドミニク・ソボスライと中盤を構成しつつ、この2人よりも高い攻撃志向を示せる存在だ。

2.アンス・ファティ(ブライトン)
バルセロナで“新しいメッシ”として期待を集め背番号10を継承したが、度重なるケガの影響もあってキャリアが停滞し、ローンでブライトンに加入。攻撃志向の強いロベルト・デ ゼルビ監督との出会いにより自信を取り戻し、完全復活への第一歩を踏み出せるか。

3.ブレナン・ジョンソン(トッテナム)
開幕当初はノッティンガム・フォレストでプレーしていたが、4750万ポンド(約87億4260万円)の移籍金でトッテナムに移籍。スピードとテクニックが特徴で、前線の様々なポジションでプレー可能。ソン・フンミンやデヤン・クルセフスキ、リシャーリソンらとどのような連携を見せるのか。

4.ソフィアン・アムラバト(マンチェスター・ユナイテッド)
カタール・ワールドカップでのモロッコの躍進に貢献し、夏の移籍マーケットが閉幕する直前にフィオレンティーナからのローン移籍が決定した。高い守備力を備える一方、スルーパスの精度も高く、負傷離脱しているメイソン・マウントの穴を埋められる存在だ。

5.マテウス・ヌネス(マンチェスター・シティ)
スポルティング時代、ジョゼップ・グアルディオラ監督が過去に「世界最高の選手の一人」と絶賛。移籍マーケット最終日にウルブスから5300万ポンド(約97億5720万円)の移籍金で獲得した。中盤を精力的に動き回って攻守両面で貢献する姿はクラブのレジェンドであるヤヤ・トゥレを彷彿させるほどで、マテオ・コヴァチッチと中盤のポジションを争うことになりそう。

6.ディヴォック・オリジ(ノッティンガム・フォレスト)
リヴァプールのカルトヒーローが1年ぶりにプレミアリーグに復帰。ミランからのローンで、ノッティンガム・フォレストの赤いユニフォームに袖を通すこと。トッテナムに移籍したブレナン・ジョンソンの代役として期待を集める。劇的なゴールを何度も決めたリヴァプール時代と同じような活躍を見せることはできるか。

7.セルヒオ・レギロン(マンチェスター・ユナイテッド)
イングランド代表DFルーク・ショーやオランダ代表DFタイレル・マラシアらの負傷離脱を受け、トッテナムから急きょローン移籍で加入した。前節アーセナル戦ではポルトガル代表DFディオゴ・ダロトが左サイドバックを務めたが、週末のブライトン戦では彼が同ポジションに入る可能性が高く、ソリー・マーチを食い止める役割が求められる。

8.カルロス・バレバ(ブライトン)
リールで素晴らしい活躍を見せた19歳の守備的MFで、2320万ポンド(約42億7120万円)の移籍金で加入。チェルシーに移籍したエクアドル代表MFモイセス・カイセドの穴を埋めることが期待される。鋭いタックルによるボール奪取が最大の持ち味だが、優雅なボールタッチも魅力の一つ。

9.イブラヒム・サンガレ(ノッティンガム・フォレスト)
PSVから移籍金3000万ポンド(約55億2320万円)での5年契約加入したフィジカル自慢のコートジボワール代表MF。長い足を利したボール奪取やアグレッシブな中央突破、前線へのロングフィードなど、ピッチ全域を精力的に動き回りながら様々な役割をこなす。

10.カラム・ハドソン・オドイ(ノッティンガム・フォレスト)
チェルシー時代は有望株として期待を寄せられていたが、アキレス腱のケガに苦しみ、昨シーズンはレヴァークーゼンでプレー。年代別イングランド代表時代の恩師であるスティーヴ・クーパー監督のもとでのプレーを熱望して今回の移籍が実現した。スウェーデン代表FWアントニー・エランガやオリジとともに強力攻撃陣を構築できるか。

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