ポストシーズン進出一番乗りを決めたブレーブスの主砲マット・オルソンの勢いが加速している。９月に入ってからも本塁打を量産し、今季自身２度目の週間MVPを受賞するだけでなく、今季両リーグ最速となる50本塁打に到達した。さらに球団のシーズン記録に並ぶ51本目のアーチも放ち、その勢いが止まらない。
今季最速で50本塁打に到達したマット・オルソンの勢いが止まらない。９月はここまで打率.388、本塁打は８本と大活躍しており、４日から10日までのシーズン24週目には今季自身２度目、通算３度目となる週間MVPも受賞した。その週に残した打率（.536）、出塁率（.630）、長打率（1.136）、OPS（1.766）はいずれも両リーグトップだった。
アスレチックス時代の2021年に放った自己最多の39本から大幅にアップし、ブレーブスの球団記録であるシーズン51本塁打の記録更新も目前に控えている。現在の球団記録を保持しているのは、楽天でも活躍した「ＡＪ」ことアンドリュー・ジョーンズ。アトランタの郊外出身で、ブレーブスの大ファンとして育ったオルソンにとって、ＡＪは少年時代からの憧れの選手だ。
ちなみに、オルソンは2022年のブレーブス移籍後は全試合に出場しており、2021年５月４日からここまで442試合連続出場中である。これは現役最長の記録でもあり、まさに鉄人だ。少年時代からファンだったブレーブスのユニフォームを着たオルソンが、昨季地区優勝どまりだったチームを世界一へ導くのか。ポストシーズンに向けて、オルソンの活躍には要注目だ。
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