こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は、私の徒歩ソロキャンプ装備をご紹介します。少し前にテント泊登山やコンパクト装備での撮影があり、荷物をザックひとつにまとめて行きました。久しぶりに自分が持っている道具を取捨選択して、必要なものを入れつつできるだけ軽くするパッキングをしていたらけっこう楽しくて、良い機会なのでご紹介したいと思います。
今回は徒歩ソロキャンプを想定した装備をご紹介!
今回ご紹介するソロキャンプの装備は徒歩で行く想定ですが、電車とかバスを乗り継いでいくので過酷な道のりではありません。そのため、ある程度は荷物を軽くしますが、必要最低限のものだけではなく、キャンプ場で快適に過ごせるような道具も入れています。
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リュックは山と道の『THREE』を使っています!
今回持って行った装備の重さは約10.9kgです。装備だけの重さなので、水と食料を含めたらさらに2~3kgの重さが加わると思います。
私は電車やバスで徒歩キャンプに行くとき、水は移動中に飲む用の1本しか持っていかず、現地の水場で補充するスタイルです。食事は豪華にしていて、そのとき作ってみたいものの材料や、ノンアルコールビールを持っていきます。
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初めて行く地域の場合は、お土産屋さんや道の駅などで特産品を買えるので、家から持っていく食料はお米とちょっとしたものだけにするときもあります!
余分なものが少し入っていても軽くはなっているので、徒歩キャンプをやってみたい方は参考にしてみてください。
まずはリュックの外側に装着したアイテムをチェック
まずは、リュックの外側に装着したアイテムを見ていきましょう!
- ワークマン『2合用野営飯盒』
- キャプテンスタッグ『CS オイルランタン』
- DUCKNOT『ランタンケース』
- ニーモ『スイッチバック』
最初にご紹介するのは、ワークマンの『2合用野営飯盒』です。重さは262gですね。
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飯盒は中に入れても良かったのですが、なんとなく横にくっつけちゃいました!
飯盒の下にくっついているのは、キャプテンスタッグの『CSオイルランタン』の小サイズです。DUCKNOTのランタンケースに入れています。
CS オイルランタンの小サイズはそこまで明るくないのですが、雰囲気だけなら十分楽しめます。重さはオイルランタンと帆布ケース、燃料ボトルをあわせて448gでした。
マットはニーモの『スイッチバック』をリュックの正面に付けています。重さは407g です。
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マットは特別寒い時期を除いて、クローズドセルタイプが好きですね。パッと広げてサッとたためるのが楽で気に入っています。
2枚重ねて座布団にもできるし、火の粉が当たってもちょっと焦げるぐらいでマットとして使うには問題ありませんから、雑に扱えるのも好きなポイントです。
クローズドセルタイプはクッションや断熱性ではエアーマットにかなわないですが、スイッチバックは比較的凹凸が深くて、私はある程度快適だと感じているので満足しています。
気になるリュックの中身も公開
続いてはリュックの中身も見ていきましょう!
- ワイルドテック『クーラーバッグ』
- AEGISMAX『MINI』
- モンベル『タイベック スリーピングバッグカバー』
- ワークマン『BASICドーム』
- ベルモント『tabi』
- リバロック『アウトドアチェア』
- ギアケースL
一番上には、ワイルドテックの『クーラーバッグ』が入っています。
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自分の商品になってしまいますが、350mm缶3本と保冷剤が入るミニクーラーです!重さは中身が入っていない状態で333gですね。
今年になってマイナーチェンジしまして、デザインと生地が変わってロゴが付きました。小型ながらに18mmの発泡ウレタンフォームと、断熱材入りの底板を入れる仕様は変わっていません。
さらに小さい『ミニクーラージュニア』も出しましたが、ソロキャンプではノンアルコールビールやいろいろな食材を入れることが多いので、私はこのミニクーラーサイズがちょうど良いかなと思っています。
続いてはシュラフとシュラフカバーです。シュラフはAEGISMAXの『MINI』です。ケース込みで448gしかありません。
AEGISMAXは中国のメーカーですが激安ブランドではなく、ヨーロピアンノーム規格に準拠しているので信頼性は高いです。800フィルパワーの高品質なダウンが入っていて、とてもコンパクトなのに快適温度は11℃で、春から秋のちょっと寒い時期まで使えます。
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AEGISMAXのMINIに限らず、徒歩キャンプなら軽くて小さくなるダウンのシュラフがおすすめですね。
シュラフカバーはモンベルの『タイベックスリーピングバッグカバー』です。
とても軽くて重量は154gです。シュラフカバーを被せれば、テント内に結露が発生したときにシュラフが濡れなくて済みますし、1枚かぶせているだけでさらに暖かくなります。
テントはワークマンの『BASICドーム』を使っています。重さは2.6kgです。
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私はBASICドームにスイッチバックを敷いて、AEGISMAXのシュラフをモンベルのシュラフカバーで包めばかなり快適に寝られますね。夏だったらシュラフを広げて掛け布団代わりにしています。
焚き火台はピコグリルも良く使いますが、ベルモントの『tabi』も好きですね。チタン製でとても軽いです。
ゴトクは元々付いていたものではなく、チタン製のスピットを入れています。スピットならゴトクになるだけではなくて、串にして食材を刺すなどいろいろな用途に使えるので気に入っています。
ケースには焚き火シートも一緒に入れていますね。カーボンフェルトの焚き火シートは比較的軽くておすすめです。
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火がついた薪が落ちたときにそのままにすると穴が開きやすいのと、細かい草木や葉っぱがくっつきやすいといったデメリットもありますが、一長一短ですね。
重さはベルモントのtabiにスピットと焚き火シートを入れて424gです。
椅子はリバロックの『アウトドアチェア』が軽くて座り心地も良くて気に入っています。重さは722gです。
リュックの中身はギアケースLが最後です。キャンプで使う細々したものはすべてギアケースに入れてあります。
ギアケースLの中にはたくさんのアイテムが!
ギアケースLは、中に入れているものを合わせて4.34kgあります。けっこう重いですが、細々したものをひとつのケースにまとめておくと、忘れ物が少なくなり準備が楽になりますよ。それでは、中身を順番に見ていきましょう!
ギアケースの外側と1ページ目には焚き火関連アイテム&ランタンを収納
まずは、ギアケースの外側と1ページ目に収納しているアイテムを紹介していきます。
- ベルモント『UL Hibasami』
- Ribitek『火吹き棒』
- ワークマン『パラフィン帆布ミニシート』
- ワークマン『フルタングナイフ』
- ユニフレーム『燕三条乃斧』
- シャークソー『愉し火』
- DCM『ソロハンマー.S』
- ゴールゼロ『マイクロフラッシュ』
- バリスティックス『ランタンシェード』
- huanbush『ランタンスタンド』
- 『森林香』
- Mt.SUMI『ファイヤーライター』
- 新富士バーナー『ガストーチ』
- SOTO『フィールドホッパー』
ケースの横にはベルモントの『UL Hibasami』と、Ribitekの『火吹き棒』、後ろにワークマンの『パラフィン帆布ミニシート』が入っています。
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パラフィン帆布ミニシートは、焚き火道具や薪を置けて便利ですし、サイト設営中や地面がぬかるんでいるときに荷物を置くのにも良いですよね。
続いてギアケースを開いた1ページ目もご紹介します。
開いて右側に入っているのは、ワークマンの『フルタングナイフ』、ユニフレームの『燕三条乃斧』、シャークソーの『愉し火』、DCMの『ソロハンマー.S』です。
背面のポケットにはユニフレームの網を入れています。丈夫なステンレス製で目が細かい網です。
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軽量化のことだけを考えると100円ショップの鉄製の網の方が良いでしょうが、ステンレスは丈夫なので繰り返し使えます。少し重さを感じますが、気に入っています。
ランタンはゴールゼロの『マイクロフラッシュ』です。なんだかんだ言って便利でお世話になっています。
バリスティックスの『ランタンシェード』も入れています。
ストイックに取捨選択するなら間違いなく省きますが、シェードが付いていると雰囲気が良いですよね。ランタンスタンドに引っかけると下側が明るくなって、実用性とともに雰囲気も楽しめます。
ランタンスタンドはhuanbushのものを使っていますが、間違いなくおすすめです。
コンパクトなのにある程度の高さに伸びてくれます。佇まいも良いし、ケース込みで88g。ゴールゼロみたいな小さなランタンを使って装備を軽くしたい人にはおすすめですね。
このほかには夏に必須の『森林香』、マッチ型着火剤の『ファイヤーライター』、新富士バーナーの『ガストーチ』、ロープや軍手などが入っています。
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ファイヤーライターはセリアの『ブリキ缶ケース』に最大8本入るのでとても便利です!
テーブルはSOTOの『フィールドホッパー』です。この大きさのテーブルの中では最軽量ではないですが、やっぱり楽ですよね。
2ページ目はクッカー類&燃焼器具が中心
続いて2ページ目を紹介していきます。
- トランギア『メスティン』
- ダックノット『メスティンハンドル』
- ハイマウント『ドリップシェラカップ』
- スノーピーク『チタンシェラカップ』
- ベルモント『チタンシェラカップリット』
- ダイソー『ミニシェラカップ』
- エバニュー『ウォーターキャリー』
- ヘイズツーリング『オイルボトル』
- CGK『エアストーブラージ』
- トランギア『アルコールバーナー』
トランギアの『メスティン』には、ダックノットの『メスティンハンドル』を付けています。リーチが長いハンドルなので、遠い位置から焚き火台に置けて便利です。
シェラカップはスタッキングして入れていて、一番外側はハイマウント『ドリップシェラカップ』です。
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注ぎ口が付いているので、シェラカップなのに細く注げて小さなケトル代わりにもなる優れものですよ!
このほかには、スノーピークの『チタンシェラカップ』、ベルモントの『チタンシェラカップリッド』、ダイソーの『ミニシェラカップ』も入れています。ミニシェラカップは薬味を入れたり醤油皿にしたりしています。
水筒はエバニューの『ウォーターキャリー』の2リットルです。水場があるキャンプ場を利用する場合は、折りたたみ水筒があると便利ですよ。
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燃焼器具も紹介していきます!
燃焼器具はトランギアの『アルコールバーナー』のほか、アルコール燃料を入れとしてヘイズツーリングの『オイルボトル』、風防兼ゴトクに『エアストーブラージ』を使っています。
アルコールストーブはチタン製でもっと軽いものもありますが、トランギアは火を消したり火力調整ができたりする蓋が付いていて使い勝手が良いですし、火力も良いなと思っています。
3ページ目は調理器具・カトラリー・調味料など
最後にギアケースLの3ページ目も見ていきましょう!
- フォッジルズ『フレックスカッティングボード』
- エバニュー『NANITSUCAM?』
- エバニュー『NICKTSUCAM』
- レザーマン『スタイルPS』
- オピネル『ステンレススチールNo.06』
- ダイソー『折りたたみターナースプーン』
- モンベル『スタックイン野箸』
- エバニュー『スプチュラ』
大きなポケットには、フォッジルズの『フレックスカッティングボード』を入れています。折りたためてコンパクトになりますし、お皿の代わりにもなるアイテムです。
調味料類は、小さなポケットにコーヒーやオリーブオイル、バンドにはほりにしのスパイスや塩・コショウ・醤油を入れてあります。
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カトラリーや調理器具も紹介していきます!
トングはエバニューの『NANITSUCAM?』と『NICKTSUCAM』です。細かい食材をつまむときなど、ちょっとしたときに役に立つので気に入っています。
マルチツールはレザーマンの『スタイルPS』です。現在はプレミア価格みたいになっていますが、ペンチ型のマルチツールは1個あるとなんだかんだ便利ですね。
ほかには、オピネルの『ステンレススチールNo.06』、ダイソーの『折りたたみターナースプーン』も入っています。折りたたみターナースプーンはしゃもじにもおたまにもなるし、ターナーとして食材をひっくり返すときにも活躍してくれます。
箸はモンベルの『スタックイン野箸』です。
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分割できるお箸はいろいろと使いましたが、現在はスタックイン野箸に落ち着いています。持ち手がアルミ製で軽いことや、口に当たる部分が天然木で触り心地が優しいこと、分割できてコンパクトなことから、スタックイン野箸が好きですね。
最近良いなって思っているのが、エバニューの『スプチュラ』です。先端が平らで、メスティンのご飯をすくうときに使いやすいのと、木製で口当たりが優しいこと、そして軽いので気に入っています。
というわけで、私のギアケースLの中身は以上のようになっておりました。
細々したものをギアケースにまとめているので、最小限の装備ではなく総重量は10kgを超えています。毎回しっかり取捨選択すればより軽くコンパクトにできますが、荷物を減らし過ぎないメリットもあります。
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例えば斧とナイフはどちらか一方でも良いですが、キャンプ場で売っていた薪が硬い場合は斧が役に立ちますし、飯盒とメスティンの両方あれば炊飯しながら料理もできて充実します!
私のギアケースの中身は少しずつ変わってきていますが、今回ご紹介したものを普段から入れておけば、キャンプ中に不便すること無く快適に楽しめていますよ
徒歩キャンプ装備も考え方次第!自分の体力やキャンプスタイルに合わせてアイテムを選ぼう
今回は徒歩でのソロキャンプ装備一式をご紹介させていただきました。
私の徒歩ソロキャンプ装備はすごく軽量という訳ではありませんが、着替えや食材、水などを積んで15kgまでに収まればなんとか背負えるかなと感じています。体力には個人差がありますから、自分がちゃんと持っていける重さがわかれば、それを元に装備を組み立てられます。
車で行くキャンプとは全然違いますが、限られた容量でいかに機能的で快適に過ごせるかを考えるのも楽しみのひとつですね。
というわけで今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。