ダルビッシュ有のチームメイトであるパドレスのフアン・ソトが絶好調だ。シーズン25週目には自身２度目の週間MVPを受賞すると、その勢いはまだ止まらず、今季２度目の20試合以上連続出塁を現在も続けている。
日本時間９月12日から18日に行われた６試合に出場し、打率.458、４本塁打、13打点、OPS1.500をマークしたパドレスのフアン・ソト。出場した試合で多くの快音を残し、2020年７月以来、自身２度目となる週間MVPを受賞した。
その間の打率、打点、OPSはリーグ１位、本塁打と出塁率、長打率は同１位タイと絶好調で、９月18日のアスレチックス戦では自身初のグランドスラムを含む２本塁打を放ち、自己最多の６打点＆キャリア16度目のマルチ本塁打を記録した。
ソトといえば、2021年のホームラン・ダービーでエンゼルスの大谷翔平と激闘を繰り広げ、再々延長までもつれ込んだ末に勝利したシーンを覚えている人も多いだろう。その年のソトは準決勝で敗れたが、翌2022年は1993年のフアン・ゴンザレスに次ぐ年少記録で優勝している。
ソトは16歳でプロ入りした神童で、球団史上最年少のメジャー初本塁打、メジャー最年少の１試合３盗塁をマークするなど10代で様々な記録を残すと、2020年にはリーグ最年少で首位打者（打率.351）を獲得。その打棒もさることながら、ソトは卓越した選球眼を持っており、現在126四球はリーグ１位、出塁率.405は同４位で、連続出塁試合数を24とし、現在も継続している。
チームの試合数は残すところ９試合となっており、プレーオフ進出は難しい状況にある。そんななかでも笑顔と全力プレーで観客を魅了するソトが連続試合出塁をどこまで伸ばせるのか。好調なソトの活躍から目が離せない。
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