大相撲新十両 高橋関、大の里関 母校で化粧まわし贈呈 海洋高訪れ勇姿披露

海洋高で行われた化粧まわし贈呈式。高橋関(左)、大の里関に母校の校章をあしらった化粧まわしが贈られた

大相撲9月場所において新十両で勝ち越した高橋関(24、二所ノ関)と大の里関(23、同)が26日、糸魚川市能生の母校海洋高を訪れ、化粧まわし贈呈式に出席した。全校生徒(207人)の拍手の中入場して、第二のふるさとの応援への感謝と来場所以降の抱負を語った。

化粧まわしは同校の校章があしらわれ、9月場所から土俵入りで披露されている。海洋高校同窓会の一般社団法人能水会(伊藤清正会長)と同校(中田匠校長)が代表して贈呈した。

生徒を前に、高橋関は「このようなすてきな化粧まわしをご用意いただき、ありがとうございます。私が高校生の時はやり残したことが多くて、高校は長いようで短いので、一日一日を大切に悔いの残らぬよう過ごしてほしい。来場所も頑張るので応援していただけたら」、大の里関は「この化粧まわしを着けて今場所、いい成績を残すことができて良かった。昨年教育実習でお会いして以来。教育実習した先生が関取としてこういうところに来られてうれしく思う。これからどんどん番付を上げていくので応援をお願いします」と決意を語った。

生徒会長の山田温(のどか)さん(3年)は「小さい頃からの夢を実現され、大相撲の世界で活躍されていることを尊敬とうれしい気持ちで応援していました。これからも海洋高校の生徒全員で応援していきます。頑張ってください」と激励の言葉を贈った。(会見の様子は28日に掲載予定)

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