とにかく歯車がかみあわないチェルシー…R・ジェイムズの愚行はクラブの現状を象徴しているのか

写真:通路で試合スタッフに暴言を吐いたチェルシーのR・ジェイムズ

チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェイムズが、0-1で敗れたアストンヴィラ戦後に通路で試合スタッフに対して暴言を吐いたことでイングランドサッカー協会(FA)から告発された。

現地時間9月24日に行われたプレミアリーグ第6節のアストンヴィラ戦で、チェルシーは今季の苦悩ぶりを象徴するような戦いぶりの末に0-1で敗戦。本拠地『スタンフォード・ブリッジ』に駆けつけたサポーターに勝利を届けることができなかった。

試合後には、現在ハムストリングの負傷で戦線離脱しているR・ジェイムズが問題行動を起こしている。イギリス紙『メトロ』によると、同選手はロッカールームにつながる通路で不適切な言葉を用いて 試合スタッフを侮辱。その後、FAは「規則E3に違反した疑い」で同選手を告発。なお、R・ジェームズはこの違反に対する容疑について29日までに返答することが求められている。

とにかく歯車がうまくかみあわないチェルシー。元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏は、次のようにチェルシーの現状について語っている。

「今、チェルシーで何が起きているのかは謎だ。場合によっては、混乱がクラブ全体を覆い尽くすこともある。いずれ、彼らのビジネスの進め方にも変化があるだろう。今のクラブ運営が長続きするとは思えない。狂気の沙汰だよ」

ネヴィル氏が言及したように、R・ジェイムズの言動もチェルシーが抱えるストレスを体現したものだったのだろうか。

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