成田空港会社はこのほど、8月の運用状況を発表しました。
国際線と国内線を合わせた旅客数は321万人で約3年半ぶりに300万人を突破しました。
成田空港会社によりますと、新型コロナの5類移行後初めての夏休みシーズンとなる8月の国際線と国内線をあわせた全体の旅客数は321万人でした。
新型コロナの感染の流行が始まった2020年1月以降、初めて300万人を突破し、コロナ禍前の8割程に回復しました。
このうち国際線の旅客数は、2022年の同じ月に比べ、2.5倍余りとなる241万人で、外国人の旅客数はコロナ禍前の95%まで回復しています。
一方、国内線の旅客数もコロナ禍前を超える約80万人で単月としては過去最高を記録しました。
定例記者会見で空港会社の田村明比古社長は「5類移行後初の夏休みシーズンで繁忙期を迎えた。人気の高い国内線のネットワークを今後さらに拡充していきたい」と話しています。