沖縄の音楽や食を楽しんで 横浜で「ウチナー祭」開催へ

ウチナー祭への来場を呼びかける野村拓哉事務局長=横浜市鶴見区の入船公園

 沖縄の音楽や文化、食を楽しんでもらおうと、「鶴見ウチナー祭(さい)」が11月4、5の両日、横浜市鶴見区の入船公園で開かれる。

 2016年から始まったウチナー祭は毎年5万人以上が市内外から訪れる人気イベント。8回目となる今年は同区に拠点を置いて活動している三線(さんしん)、エイサー、琉球舞踊などのグループがステージに登場するほか、島ぞうりやアクセサリーを作る体験コーナーも設ける。泡盛やソーキそば、サーターアンダギーなどの出店も楽しめるという。

 沖縄からは園田(そんだ)青年会が参加して伝統芸能「園田エイサー」を披露し、野里共進(のざときょうしん)会は武術の「野里棒」を実演する。

 同区総務部区政推進課の海和(かいわ)直己さんは「この機会にぜひ、沖縄の良さをたくさんの人に知ってほしい」と話し、実行委員会の野村拓哉事務局長は「ウチナー祭で本場の文化や名産品を楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけている。

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