公式戦連敗…調子上がらぬナポリに指揮官も「何かが間違っている」と落胆

[写真:Getty Images]

ナポリのルディ・ガルシア監督が調子の上がらないチーム状態を嘆いた。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリーに敗れたナポリ。8日に行われたセリエA第8節のフィオレンティーナ戦は立ち上がり早々に失点すると、前半終了間際にFWビクター・オシムヘンがPKを決めて追いついたが、後半の2失点で1-3と敗れた。

セリエAで2敗目を喫し、5位に転落したガルシア監督はチームの姿勢が適切ではなかったと嘆き、改善を誓っている。

「苦く悔しい敗戦になった。先制点は許すべきではなく、それが我々を困難にさせたと思う。そして、ハーフタイム前に同点とするPKを決めたのだから、相手にもっと心理的なショックを与えるべきだった」

「その後、2-1とする絶好のチャンスがオシムヘンにあったが、相手GKによって防がれた。その後に我々が3点目を許してしまったのは、全員が同点に追いつくため前に出た結果だ」

「チームはすべてのポジションにおいて、アグレッシブさが欠けていた。多くのミスもあったが、何より足りなかったのはアグレッシブさだと思う。ホームで負けていて、試合全体でのファウルがわずか4つしかないというのは、何かが間違っている」

「今夜の敗戦の責任も、私にある。我々は3位にとどまる絶好のチャンスを逃してしまった。今の目標は、再び勝つことだ。3連勝を達成できるくらいにならなければ、今後も順位は上下し続けるだろう」

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