アルテタ監督、シティ撃破の立役者・マルティネッリの強行出場を明かす 「関係者は受け入れていなかった」

[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督はマンチェスター・シティ戦で決勝点をあげたブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリを起用できるとは考えていなかったようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

9月17日のプレミアリーグ第5節エバートン戦でハムストリングを痛めて以降、欠場が続いていたマルティネッリ。しかし、8日の第8節シティ戦でベンチ入りを果たすと、ベルギー代表MFレアンドロ・トロサールに代わって後半頭から途中出場。86分には試合の均衡を破る先制ゴールを決め、その1点を守りきったアーセナルが1-0で勝利した。

アルテタ監督は試合後、マルティネッリについて「誰も彼がチームに加わるとは予想していなかった」とイギリス『スカイ・スポーツ』にコメント。医療スタッフはまだ復帰は早いと考えていたようだが、マルティネッリが出場を望んだと回想している。

「関係者はそのこと(マルティネッリの出場)を受け入れていなかった。でも彼は言った、『僕は試合に出るつもりだ』とね」

「昨日、彼の姿を見た。トレーニング中だった。彼は試合に出る準備ができていると言った。レオ(トロサール)がケガをしたから、我々には彼が必要だった。彼の方を見ると彼はユニフォームを着ていて、プレーする準備ができていた」

アーセナルがリーグ戦でシティを撃破したのは2015年12月以来の出来事。強行出場したマルティネッリはその快挙の立役者となった。

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