上月の所属するシャルケ、新監督にサン=ジロワーズ前指揮官ゲレツ氏を招へい

[写真:Getty Images]

上月壮一郎に所属するシャルケは9日、カレル・ゲレツ氏(41)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。

新監督に就任したゲレツ氏は、公式サイトで以下のように喜びを語った。

「まずは、信頼を寄せてくれたペーター・クネーベル氏とアンドレ・ヘヘルマン氏に感謝したい。二人とシャルケを成功への道に戻すための解決策やアイデア、ビジョンについて話し合うのは、とても楽しいことだった」

「私はこのチャレンジにとても意欲的だ。今回のインターナショナル・ブレークを利用して、できるだけ早くシャルケに馴染み、チームのために力を尽くしたいと思っているよ」

シャルケは9月末にリーグ戦7試合でわずか2勝と凡庸な成績になっていること受けて、トーマス・レイス監督(49)の解任を発表していた。

その後任に就任したゲレツ氏は、ユニオン・サン=ジロワーズ時代の日本代表三笘薫を指導したフェリス・マッズ氏の副官を務め、同氏が退任した2022年夏にサン=ジロワーズの指揮官に就任。

昨季はレギュラーシーズンを首位ヘンクと同勝ち点の2位で通過すると、プレーオフ1でも最後まで熾烈な優勝争いを繰り広げると、2022-23シーズンのベルギーリーグ最優秀監督賞に輝いた。

また、初参加となった欧州カップ戦では、チャンピオンズリーグこそ予選敗退となったが、ヨーロッパリーグではウニオン・ベルリンやブラガらと同居したグループDを首位で突破し、ベスト8に導いていた。

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