萩原利久、堀田真由とのドラマ「集中して隅々まで観てほしい」

10月22日からスタートする新ドラマ『たとえあなたを忘れても』(ABCテレビ)。その制作会見が同局で11日におこなわれ、堀田真由や萩原利久ら出演者が登場した。

ドラマ『たとえあなたを忘れても』(ABCテレビ)の制作発表会見に登壇した萩原利久(10月11日・大阪市内)

同作はドラマ『神様、もう少しだけ』『ラスト・フレンズ』(いずれもフジテレビ系)などを手掛けた脚本家・浅野妙子の書き下ろしで、ピアニストになる夢を挫折した河野美璃(堀田)と、記憶障害を抱えながらキッチンカーを運営する青木空(萩原利久)の切ない純愛物語。

今回4度目の共演だが初のラブストーリーとあって、「気恥ずかしい」と話していた堀田と萩原。ファンから事前に寄せられた「お互いのどんなしぐさや表情にキュンとした?」との質問に、堀田は「利久と私だと、キュンって感じじゃないんですよね。ソワソワして急に喋らなくなる(笑)」と笑い、萩原も「確かに! 無言になる瞬間がある」と同意する場面も。

しかし共演者の岡田結実は、「いや、めっちゃ雰囲気良いです! 現場に行くのが楽しみになるくらい、キャスト・スタッフのみなさんが素敵な現場を作ってくださっていて。なんだろうな・・・地元のイツメンみたいな感覚で。本当に最高です」と絶賛するなど、会見は終始和気あいあいで、和やかな雰囲気でおこなわれた。

ドラマ『たとえあなたを忘れても』(ABCテレビ)の制作発表会見の様子(10月11日・大阪市内)

作品について堀田は、「(萩原演じる)空と関わっていて特に思うのは、当たり前だと思っている毎日というのが当たり前ではないということ。ティザーにもある『今日が昨日とおなじこと。それが何よりも愛おしい』っていう言葉が、本当にその通りだなって。なので、今日という日を一生懸命生きていこうと演じながら感じています」とコメント。

また本編の予告映像が流れ、萩原は「僕は正直、自分の映像を観るのがすごく恥ずかしくて。でも光や景色など隅々までこだわってる部分が、今の映像にたくさん入っていたんじゃないかな」と言い、視聴者に向けて「1時間集中してじっくりと観てもらうのがこのドラマの楽しみ方かなと思うので、そんな風に観ていただけたらすごくうれしいです」と呼びかけていた。

同ドラマは10月22日・夜10時より放送(毎週日曜)。放送終了後はTVerで見逃し配信がおこなわれる。

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