新型コロナ4週連続減少 インフルエンザ前週比わずかに減少 栃木県

 栃木県は12日、新型コロナウイルスの感染状況を発表し、10月8日までの1週間に報告された新たな感染者の数は、1つの医療機関あたり5.67人になり4週連続で減少しました。

 県は、県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から1週間に報告のあった新型コロナウイルスの新たな感染者の数を毎週木曜日に発表しています。10月2日から8日までの1週間に報告された感染者の数は431人で、1つの医療機関あたりでは5.67人になり4週連続で減少しました。

 年代別では、多い順に10代が105人、10歳未満が76人と若い人が多く、続いて40代と50代がともに45人となっています。クラスターは高齢者施設で4件確認されました。

 一方、インフルエンザは10月2日から8日までの1週間に1つの医療機関あたり3.62人の報告がありました。前の週からは、わずかに減少しましたが、依然として流行の目安とされる1を超えています。

 県教育委員会によりますと10月2日から6日までの5日間で、県内の公立の小学校や中学校、それに高校の、のべ14校で学級閉鎖などの対応が取られました。

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