陸上、岩手県勢2人が準V 鹿児島国体

成年男子1万メートル競歩決勝 39分0秒42で2位となり、ガッツポーズでゴールする高橋和生(ADワークス)=鹿児島市・白波スタジアム

 【鹿児島市で運動部・清川航矢】国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第9日は15日、鹿児島市の白波スタジアムで陸上が行われ、本県は成年男子1万メートル競歩の高橋和生(ADワークスグループ、花巻北高―早大)と同300メートルの藤沢瑠唯(岩手大3年、盛岡南高)が2位に入った。 

 成年男子1万メートル競歩決勝は18人が出場。高橋は8月の世界選手権20キロ競歩に出場した徳島の古賀友太(大塚製薬)と終盤まで激しい2位争いを展開。残り600メートルでスパートして古賀を引き離し、自己ベストの39分0秒42でゴールした。

 同300メートル決勝は8人で争われた。8レーンの藤沢は序盤で力をため残り100メートルで加速。最後尾から追い上げ32秒88で2位に食い込んだ。

成年男子300メートル決勝 後半に加速し32秒88で2位に輝いた藤沢瑠唯(岩手大)=鹿児島市・白波スタジアム

 

© 株式会社岩手日報社