乳児に1人でミルク飲ませるなど不適切保育5件 横浜市が認可園に行政指導

横浜市役所(資料写真)

 横浜市内の認可保育園で昨年度以降、寝転がった状態の乳児に哺乳瓶を抱えさせて、1人でミルクを飲ませるなどの不適切な保育があったとして、市が今月中旬に文書で指導したことが23日、分かった。市によると、この園への行政指導は初めて。改善に向けた報告書を今月中に提出し、再発防止を徹底するよう文書で求めた。

 市こども青少年局保育・教育運営課によると、7月に情報提供があり、8月に調査を開始した。園関係者への聞き取りなどの結果、昨年度を中心に、園長や保育士による不適切な保育が5件あったと認定した。

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