海外との交流で国際感覚を育んでもらおうと、千葉県我孫子市の高校で10月25日、台湾の高校生との交流会が行われ、異文化への理解を深めました。
県立我孫子高校を25日に訪れたのは、日本の高校にあたる、台湾・花蓮市の花蓮高級商業職業学校の生徒たちです。
両校は4年前に姉妹校提携を結びましたが、新型コロナの影響で、直接的な交流は今回が初めてです。
両校の生徒たちは一緒に授業を受けたり、昼食を食べたりして、英語を中心としながら日本と台湾の違いなどを話題にコミュニケーションを取っていました。
そして午後には、交流式典が開かれ、我孫子高校の生徒が、台湾出身のアーティスト、一青窈さんの曲『ハナミズキ』の合唱や、音楽に合わせて作品を完成させる書道パフォーマンスを披露して一行を歓迎しました。
一方、台湾の生徒も日本の楽曲を使ったダンスや息ぴったりのマーチングを披露し、両校の生徒たちは国境を越えた互いのパフォーマンスに刺激を受けている様子でした。
花蓮高級商業職業学校の生徒は―
「いろいろなことを体験できてすごくうれしい」
「とても幸せ。日本の我孫子高校に来られてうれしい、とても良い経験だ」