業務用の食品展示会 人手不足に対応する商品も多く【長野市】

長野市で、ホテルや飲食店などを対象にした業務用の食品展示会が開かれました。人手不足に対応するため、調理工程の少ない商品が並びました。

会場に並ぶのは県内外から120社、およそ3000種類の冷凍食品や加工食品です。業務用食品の卸売りをする「ナガレイ」と「マルゼンフーズ」が開きました。

■ナガレイ 向山裕和 社長
「新型コロナ明けから観光客が県内で非常に増えてきているということで、観光市場での食のニーズが高くなっている」

■宿泊業(上田市菅平)
「物価が高騰しているのもあるので、そこも含めてメニューに落とし込んでいければと考えている」

今年の特徴は少子高齢化による「人手不足」に対応するため、調理工程の少ない食品が多く並んだことです。

■介護施設職員(中野市)
「(入所者は)365日3食食べるのでバリエーションが欲しくて、手も無いし、だから手軽においしくいただいてもらえばいいなと」

県内最大級の食品展示会とあって、2日間でおよそ2000人が来場しました。

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