栃木県は２６日、新型コロナウイルスの感染状況を発表し、１０月２２日までの１週間に報告された新たな感染者の数は１つの医療機関あたり３．７８人で前の週より増加しています。
県は県内６つの保健所の管内にある７６の定点医療機関から、１週間に報告のあった新型コロナウイルスの新たな感染者の数を毎週木曜日に発表しています。１０月１６日から２２日までの１週間に報告された感染者の数は２８７人でした。１つの医療機関あたりでは３．７８人になり前の週より増加しています。
年代別では、多い順に１０歳未満と１０代が５１人ずつ、続いて６０代が３４人、４０代が３３人、７０代が３２人となっています。
クラスターは高齢者施設で２件確認されました。
一方、インフルエンザは１０月１６日から２２日までの１週間に１つの医療機関あたり９．３３人の報告がありました。流行の継続が疑われる注意報レベルの１０人が目前となっています。
また、県教育委員会によりますと１０月１６日から２０日までの５日間で県内の公立の小学校や中学校、それに高校の、のべ２５校で学級閉鎖などの対応が取られました。
