アーセナルのアルテタ監督が初ゴールの冨安を賞賛「みんなが彼を愛している」

写真:プレミアリーグでの初ゴールを決めた冨安 ©Getty Images

アーセナルは10月28日、プレミアリーグ第10節の試合でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、5-0で快勝を飾った。この試合ではイングランド代表FWエディー・エンケティアがハットトリックの活躍を見せたほか、後半アディショナルタイムには途中出場の日本代表DF冨安健洋がプレミアリーグ通算50試合目にして初ゴールを決めた。

試合後、ミケル・アルテタ監督がエンケティアのハットトリックや冨安のゴールについて語った内容を、ギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

アルテタ監督はまず、エンケティアのパフォーマンスを絶賛した。

「私にとって彼(エンケティア)はトップレベルのプレーヤーだ。彼はプレミアリーグの10試合中8試合で先発出場しているはずだ。その事実が、我々がどれだけ彼を信頼しているか、私自身がどれだけ彼を信頼しているか、そして彼がチームにおいてどれだけ重要な存在であるのかを物語っている」

「アカデミー出身の彼がプレミアリーグでハットトリックを達成したことは、本当に喜ばしいことだ。彼はこの瞬間を楽しむべきだ。ハットトリックを達成するにふさわしい選手だし、これからも何度も達成してくれることを願っているよ」

また、試合終了間際にゴールを決めた冨安についても次のように賛辞を送っている。

「私は彼を愛している。みんな彼を愛しているよ。彼はドレッシングルームで最も人気のある選手だ。ゴールを決めた瞬間のチームメートの反応を見ただろう? チームメートは彼に最前線で楽しんでほしいと思っているんだ。彼はいつも控えめで、いつも他の選手のために尽くしてくれるからね。チームにおいて本当に素晴らしい選手だよ」

実際、冨安がゴールを決めた瞬間にはピッチにいた選手たちが喜びを共有しただけでなく、ベンチに座っていた選手たちも立ち上がって笑顔で拍手を送り、冨安のゴールを祝福していた。こうした反応が、アルテタ監督の言葉が真実であることを何よりも物語っていると言えるだろう。

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