久保先発のソシエダがラージョとドロー…オヤルサバルがドブレーテも逃げ切り失敗【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

久保建英の所属するレアル・ソシエダは29日、ラ・リーガ第11節でラージョ・バジェカーノと対戦し2-2の引き分けに終わった。久保は84分までプレーしている。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦をブライス・メンデスのゴールで勝利した5位ソシエダ(勝ち点18)は、その試合から先発を2人変更。メリーノとル・ノルマンに代えてトゥリエンテスとパチェコを起用。久保は3トップの右で先発出場している。

前節のラス・パスマス戦で5試合ぶりの白星を飾ったラージョ(勝ち点16)に対し、ソシエダは14分にボックス手前でFKを獲得すると、ブライス・メンデスがクロスバー直撃のシュートを放つ。

一進一退の展開が続く中、ソシエダは31分に失点を許す。自陣中盤で与えたFKからルジューヌが強烈なシュートを放つと、GKレミロが弾いたボールをボックス右のムミンがダイレクトシュートで合わせると、これがゴールに突き刺さった。

先制を許したソシエダだったが41分、ブライス・メンデスのパスを左サイドで受けたバレネチェアが早いタイミングでクロスを供給すると、ボックス中央のオヤルサバルが右足ボレーでゴールネットを揺らした。

1-1で迎えた後半、ソシエダは65分に決定機。ブライス・メンデスとのパス交換でボックス右横まで侵攻した久保のクロスがエスピノの右腕に当たると、主審はPKを宣告。このPKをオヤルサバルがゴール右隅に流し込んだ。

勝ち越しに成功したソシエダは、77分にもトラオレのロングフィードを敵陣左サイドで収めたオヤルサバルの折り返しに反応した久保がボックス左手前からこれはゴール右に外れた。

その後、84分に久保を下げてサディクを投入したソシエダだったが、試合最終盤に失点する。91分、ルジューヌの縦パスを左サイドで受けたベベが中央へカットインすると、バイタルエリア中央左から放たれたシュートがゴール左隅に吸い込まれた。

結局、試合はそのまま2-2で終了。オヤルサバルのドブレーテを守り抜けず、ソシエダは次節バルセロナ戦に向けて良い流れを維持することができなかった。

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