トレーラーハウスのイマ  コロナ禍経て「屋上付き」需要【長野市】

改災害時やレジャー用に需要が高まるトレーラーハウス。コロナ禍を経て「屋上付き」が開発され、新型モデルがお披露目されました。

もはや、一軒家です。しかも、階段を上って行った先には開放的な屋上が…!トレーラーハウスの製造・販売を手掛ける長野市の「カンバーランド・ジャパン」が報道陣などにお披露目した、新型モデル「ファンタジア」。非日常の住空間をトレーラーハウスで演出しました。
本体価格は2500万円余りと決して安くはありませんが…早速、購入者が。北海道で宿泊施設として活用するそうです。

■購入者(北海道から)
「一番のポイントは屋上があるということで、屋上に上がると北海道の大雪山連峰が富良野から見えるので、これだったらお客さんが来てくれるのではないか」

トレーラーハウスは災害時の仮設住宅やグランピングなどのレジャー用に近年需要が高まっています。

■カンバーランド・ジャパン・原田英世 社長
「コロナが流行ってから、店なんかはイートインばかりではなく屋上を使えるとか、外の空気に触れられる場所ができるとか、非常に需要が増えてきた。それに合わせて開発を進めてきた」

「カンバーランド・ジャパン」は工場を新設したことで年間およそ600台の生産が可能となり、新型モデルの需要などに応えていくということです。

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