ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)のフリー獲得を見据えているセリエAクラブがあるようだ。
ナポリの中盤に欠かせぬジエリンスキ。在籍8年でクラブ通算342試合出場50ゴール46アシストという数字を誇り、悲願のスクデットに輝いた昨シーズンは公式戦48試合でプレー。欠場わずか1試合というタフネスぶりを見せつけた。
今夏は「2024年6月までとなっている契約の延長を望まず、今夏中にナポリ退団も？」と報じられたが、最終的には残留し、今季ここまで公式戦全13試合に出場。昨季と打って変わって不安定な戦いが続くナポリだが、ジエリンスキの立場が揺らいでいる様子はない。
ただ、ナポリとの契約が残り1年未満となっている事実は変わりなし。イタリア『カルチョメルカート』によると、今夏ナポリを去ってユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)に就任したクリスティアーノ・ジュントリ氏は、ジエリンスキの代理人と良好な関係にあるという。
これからジエリンスキとナポリが契約延長に至れば話は別だが、ユベントスとジュントリSDはジエリンスキが来夏でフリートランスファーとなる意向なら、まず間違いなく契約オファーを送るものと考えられている。
契約が2024年6月までとなっている選手は、2024年1月から他クラブとの直接交渉が可能に。これからジエリンスキの去就を巡る動きは活発化していくかもしれない。
