ビジャレアルが早くも2度目の監督交代を考慮? マルセリーノがトップターゲットか…

ビジャレアルが復帰を画策するマルセリーノ[写真:Getty Images]

ビジャレアルが早くも今シーズン2度目の監督交代を考慮しているようだ。スペイン『レレボ』が報じている。

今シーズン開幕から低空飛行のビジャレアルは開幕1勝3敗の戦績を受け、9月初旬にキケ・セティエン前監督を解任。その後任としてパチェタ監督を招へいした。

監督交代後はここまで公式戦4勝3分け4敗と決して悪くない成績となっているが、その4勝の内の2試合はラ・リーガで下位に低迷するアルメリアとグラナダが相手で、コパ・デル・レイの勝利もアマチュアカテゴリーのチクラナが相手だった。

そういったなか、直近のアスレティック・ビルバオ戦ではホームで2-3の敗戦を喫しており、フェルナンド・ロイグ会長は現状のリーグ13位、ヨーロッパリーグ(EL)のグループ3位という順位を鑑みて、パチェタ監督の更迭を検討しているという。

後任人事に関しては2013年から2016年までチームを指揮した経験を持ち、先日にマルセイユを電撃辞任したマルセリーノ・ガルシア・トラル氏が最有力候補だという。また、プランBとしてリーベル・プレートで確かな実績を残し、ヨーロッパでの指揮を希望しているとされるマルセロ・ガジャルド氏の名前が挙がっている。

クラブは当初、パチェタ体制で今季を乗り切って2024-25シーズンにマルセリーノ氏を招へいする構想を持っていたようだが、それを前倒しにすることを検討しているようだ。

ただ、マルセリーノ氏自身はスペイン復帰よりもプレミアリーグでの仕事を希望していると言われており、ビジャレアルの現状を考えても古巣からのオファーにすぐさま応じるかは微妙なところだという。

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