2021ー22シーズン、プレミアリーグ第35節のトッテナム対クリスタルパレスの一戦で、韓国代表FWソン・フンミンに対し人種差別的ジェスチャーを行ったとし、ロバート・ガーランド氏に3年間のあらゆる公式戦への入場禁止に加え、罰金と社会奉仕活動を言い渡した。イギリス『Mirror』電子版が伝えている。
試合後、SNSではクリスタルパレスサポーターと思われるガーランド氏が、途中交代でピッチを後にしたソン・フンミンに対し、目尻に指をあて、アジア人であるソン・フンミンの容姿を侮辱する様子が捉えられたビデオが拡散された。
ソン・フンミンは事件後、「このようなひどい人種差別的行為の標的になるようなことは何もしていない」と語った。そして、加害者であるガーランド氏は裁判所に出廷した際に、当該試合において人種差別的ジェスチャーを行ったことを認めていた。
また、ガーランド氏は来年夏にドイツで行われるユーロ2024への観戦が禁止されるだけでなく、大会期間中の海外への渡航が禁止され、サマーバケーションでの行動が制限される可能性もあるという。