新監督を探すパドレス エンゼルス前監督のネビンとの面接を実施

米メディア「ジ・アスレチック」のデニス・リン記者とブリット・ギローリ記者が伝えたところによると、ジャイアンツへ移籍したボブ・メルビン監督の後任を探しているパドレスは、エンゼルスの監督を解任されたフィル・ネビンとの面接を実施したようだ。パドレスのOBでもあるネビンは、2022年6月に解任されたジョー・マドンの後任としてエンゼルスの監督に就任したが、今季終了後に解任が決定。エンゼルスは新監督にロン・ワシントンを迎えたことをすでに発表している。

パドレスの新監督については、選手育成部門のシニアアドバイザーを務めるマイク・シルト(元カージナルス監督)、ベンチコーチのライアン・フラハティ、エンゼルスの内野守備コーチを務めるベンジー・ギル、そしてヤンキースのベンチコーチだったカルロス・メンドーサの4人が「最終候補」であることが報じられていた。しかし、このうちメンドーサはメッツの新監督に就任することが確実に。候補は3人に絞られたかに思われていたが、ネビンはまだ新監督レースから脱落していないようだ。

また、パドレスはカブスの監督を電撃解任されたデービッド・ロスの招へいを検討していることも報じられている。来季もカブスの監督を務める予定だったロスだが、カブスが5年4000万ドルの大型契約でクレイグ・カウンセルを新監督に迎えたため、契約を1年残してカブスを去ることに。カブスがロスに対して球団内の他のポジションをオファーしなかったことも明らかになっている。

1992年ドラフト全体1位指名でアストロズに入団したネビンは、現役生活のピークをパドレスで過ごしており、2001年には打率.306、41本塁打、126打点、OPS.976の好成績を残してキャリア唯一のオールスター・ゲーム選出。パドレスには1999年から2005年途中まで6年半在籍した。カージナルスを3度ポストシーズンに導いたシルトが最有力候補とみられているが、ネビンが古巣パドレスの監督に就任するチャンスはまだ残されている。

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