【MLB】ヘンダーソンとキャロルが新人王受賞 千賀は受賞ならず

写真:ナショナルリーグ新人王を受賞したキャロル

日本時間14日、MLBの新人王が発表され、アメリカンリーグはオリオールズのガナー・ヘンダーソン、ナショナルリーグはダイヤモンドバックスのコービン・キャロルが受賞を果たした。

ヘンダーソンは現在22歳。MLB2年目の今季、150試合に出場して打率.256ながら32本塁打、OPS.810を記録。総合評価指標WARでは、Baseball Reference版で6.2、Fangraphs版で4.6を記録するなどチームトップクラスの貢献を残した。

今季ヘンダーソンが放った長打の本数は66本。オリオールズのルーキーが放った長打数としては歴代最高の本数となった(従来はカル・リプケン・ジュニアの65本)。オリオールズのルーキーが新人王を受賞するのは7人目となった。

また、22歳のキャロルは1位票満票で、Dバックス史上初の新人王受賞者となった。

今季2年目のキャロルは155試合で25本塁打を放つなどOPS.868を記録。54盗塁、リーグトップとなる10本の三塁打を放つなど圧倒的なスピードを発揮した。総合指標WARはBaseball Reference版で5.4、Fangraphs版で6.0とともにチーム野手トップだ。

新人王を受賞した2名にはそれぞれ特別ボーナスが支払われるほか、オリオールズとダイヤモンドバックスには来季のドラフトでドラフト指名権が与えられる。

メッツの千賀滉大はファイナリストに選ばれたが、受賞はならなかった。

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