カブスが大谷争奪戦に参戦へ メジャー移籍時には最終候補の1つ

米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェシー・ロジャース記者によると、カブスはエンゼルスからFAとなった大谷翔平の獲得を狙っているようだ。2017年オフに大谷がメジャー移籍を目指したとき、カブスはドジャース、エンゼルス、ジャイアンツ、パドレス、マリナーズ、レンジャーズとともにファイナリスト7球団に名を連ねていたが、当時のナ・リーグにはDHがなかったため、大谷獲得は実現せず。6年の時を経て、再び大谷獲得に乗り出すことになりそうだ。

ロジャース記者は、大谷周辺の事情に詳しい関係者から聞いた話として、カブスが再び大谷獲得に興味を示していることを伝えている。カブスは今オフ、ブリュワーズを直近6シーズンで5度もポストシーズンに導いた知将クレイグ・カウンセルが新監督に就任。ジェイソン・ヘイワード(2100万ドル)とコディ・ベリンジャー(1750万ドル)がペイロールから消えたため、大谷を獲得できるだけの資金力もあるとみられている。

カブスは自軍からFAとなったベリンジャーとの再契約を目指しているものの、ベリンジャー争奪戦はヤンキース、ジャイアンツ、ブルージェイズなどとのマネーゲームになることが予想されている。ロジャース記者は「カブスが大谷とベリンジャーの両方と契約する可能性は低い」とリポートし、カブスはベリンジャーのマネーゲームに深く関わるつもりはないとみられており、「ベリンジャーと再契約するよりも大谷と契約する可能性のほうが高いと思う」と話す関係者もいるという。

なお、鈴木誠也が所属しているカブスは、山本由伸と今永昇太の両投手にも興味を示していることが報じられている。多くの日本人選手を補強ターゲットとしているカブス。来季、カブスの一員としてプレーする日本人選手は鈴木だけではないかもしれない。1994年生まれの同級生である鈴木と大谷がカブス打線の中軸を担うことになる展開はあるのだろうか。

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